玄関用、自作LED電灯(1WパワーLED、100V コンデンサー駆動回路)

07.03.2016

家の玄関で使用している、自作の電灯を紹介します。

この電灯、かなり個性的なんです。(実家の不要になった玄関用電灯の竹を使用)

写真のように竹の影が出てきれいだからではありません。
影がはっきり出るのは、LEDの光が直線的で、通常のLED電球は、
光を柔らかくディフーズしてあり、影は出にくいのですが、
この電灯は、LEDがむき出しなので、影がはっきり出ます。

(上に影が出ますが、下には出ません)

 

それもあるのですが、実は電気回路が個性的なんです。

 

ここから先は、ある程度、電気的知識がある方でないとわからないと思いますが...

 

ネットで、100V駆動、コンデンサ回路、などで検索すると、

AC100Vで直接LEDを駆動する回路が出てきます。

 

この回路はユニークで、AC100Vの交流の波形は、西日本で60hZ、東日本は50hZ、

1秒間にそれぞれ、60回、50回と、電圧が上下します。

 

ちなみに感電すると、ビリビリ、となるのは、電気の波形が写真のようになっているためです。

 

話はそれますが、家庭用100Vはビリビリ、

 

交流200Vに感電すると、ひざがガクッと落ちるくらいのショックがあり、触ったところに跡が少しできます。

 

1000Vに感電すると、(1000Vといっても、ちょっと前の液晶モニターなどに使われている冷陰極管(細い蛍光灯)の回路で、電圧は高いが電流は低いものです)

一瞬触れると、パチッと触ったところが焦げ、煙が出ますが、ちょっと痛い程度、

 

ぐっと触ると、家庭用100Vよりちょっときつめの、ビリビリ、

(これは、電圧は10倍でも、電流はは10分の一くらいしか流れていないためで、電流が大きいと死にます)

 

直流に感電すると、触ったときにビッ、離した時にリッとなります。


心配されなくても、車用のバッテリーはいくら触っても、何も感じません、大体、直流も交流も、50V以下では何も感じないようです。

 

家庭用100Vは、濡れたりすると、通電する電流が増え、大変危険ですので、十分気を付けてください。

 

話を戻します、

 

そのユニークな回路とは、交流の電圧の上下の部分を利用し、一秒間に60回コンデンサーに充電、放電、を繰り返させ、LEDを点灯させる、厳密にいえば、LEDを一秒間に60回点滅させる回路、それをダイオードの全波整流で、一秒間に120回点滅させる回路なんです。(120回点滅すると、人間には連続点灯しているように見える)

 

今回、普通のLEDでなく、1WのパワーLEDを点灯させたかったのです。

ところが、せいぜい30mAくらいの小さなLEDの駆動回路しか掲載されてなく、どこにも100Vのコンデンサー駆動回路で、パワーLEDを点灯させる回路は載っていませんでした。

 

そこで、コンデンサーの容量を増やして、約10倍の電流を取り出せる回路を考案しました。

1秒間に120回も充放電を繰り返すため、コンデンサーは、フィルムコンデンサーでなくてはいけません、早速、秋月電子で、フィルムコンデンサーの容量の大きいものを探したところ、
4.7μF 250V、というのが一番容量が大きかったので、2個購入し(1個150円)、他は手持ちの部品を使用しました。

 

この回路で、比較的大きな電流を取り出せるのか、また長時間使用して大丈夫なのか、不安でしたが、測定すると、各LEDは3V、250mAと理想の電圧、電流が出ていました。
(1WパワーLEDは13個直列)

秋月電子の人感センサーを付け、2年弱使用していますが、全く問題なく使用できています。

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